浜遺跡(読み)はまねいせき

日本歴史地名大系 「浜遺跡」の解説

浜遺跡
はまねいせき

[現在地名]大飯町大島 宮留

宮留(みやどめ)集落の外海に面した北側の袖(そで)ヶ浜(はま)砂丘上にあり、土器製塩遺跡を中心とする。袖ヶ浜の西寄りには大島半島に三〇余ヵ所ある聖地ニソの杜(もり)の一つ「浜禰の杜」があり、遺跡名もこれによる。昭和三三年(一九五八)から三五年にわたり発掘され、また同四四年・四五年にも発掘がなされた(「浜禰遺跡」大飯町教育委員会・一九七一年)。


浜遺跡
はまいせき

[現在地名]大分市浜

別府湾を望む海岸砂丘上にある弥生時代から古墳時代に及ぶ墓地・祭祀遺跡。かつて中広銅剣四本が出土した。中広銅剣は瀬戸内海沿岸を中心に分布するものであるが、九州には他に例がなく、当地域の文化と瀬戸内・近畿地方の文化の関係を示すものである。昭和五〇年(一九七五)銅剣出土地点の近くで区画整理事業に伴う発掘調査が行われ、五基の箱式石棺、三基の壺棺のほか数多くの集石遺構が検出された。副葬品は玉類・鉄鏃等を出土したのみであるが、周辺から祭祀に用いたとみられる土器が多数出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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