浪花節的(読み)ナニワブシテキ

デジタル大辞泉 「浪花節的」の意味・読み・例文・類語

なにわぶし‐てき〔なにはぶし‐〕【花節的】

[形動]言動考え方義理人情を重んじ、通俗的で情緒的であるさま。「浪花節的解決
[類語]感傷的涙もろいセンチメンタル通俗的大衆的ポピュラー世間並み世俗的通俗俗っぽい在りきた凡俗平凡

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精選版 日本国語大辞典 「浪花節的」の意味・読み・例文・類語

なにわぶし‐てきなにはぶし‥【浪花節的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 浪花節で語られる世界のように、義理人情を重んじるさま。
    1. [初出の実例]「かうなると浪花節(ナニハブシ)的な美談になっちまふが」(出典:ある偽作家の生涯(1951)〈井上靖〉)

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