世間並(読み)セケンナミ

デジタル大辞泉 「世間並」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世間並」の意味・読み・例文・類語

せけん‐なみ【世間並】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 世間一般の例にもれないこと。ふつうであること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「世間なみにこがれて見るや月の舟〈林鹿〉」(出典:俳諧・詞林金玉集(1679)一二)
    2. 「世間並(セケンナミ)に売た所が十二文だス」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android