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浮線綾 ふせんりょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

浮線綾
ふせんりょう

有職文様丸文の一種。本来は文様の線を浮かして織った綾織物の名称であったが,その文様にもっぱら臥蝶 (ふせちょう) の丸などの大型円文を用いたため,後世はこうした大型円文を浮線綾と呼ぶようになった。狩衣 (かりぎぬ) ,直衣 (のうし) ,二倍 (ふたえ) 織物の上紋 (うわもん) などに使われる。

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デジタル大辞泉の解説

ふせん‐りょう【浮線×綾】

文様を浮き織りにした綾(あや)。
文様の名。丸文で、内部を4分割し、唐花(からはな)を四方に配したもの。→臥蝶(ふせちょう)の丸

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大辞林 第三版の解説

ふせんりょう【浮線綾】

模様を浮き織りにした綾あや織物。
〔もとに多く用いられたところから〕 大形の丸模様。唐草を中心に花弁を四隅に配した模様、蝶が羽を広げて伏した模様などがある。

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