淑気(読み)シュクキ

デジタル大辞泉 「淑気」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐き【淑気】

新春のめでたくなごやかな雰囲気 新年》「いんぎんにことづてたのむ―かな/蛇笏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「淑気」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐き シュク‥【淑気】

〘名〙 新春のめでたい気。《季・新年》
懐風藻(751)春日美努浄麻呂〉「玉燭凝紫宮、淑気潤芳春
本朝文粋(1060頃)一一・晴添草樹光詩序〈大江朝綱〉「如彼柳眼梅心。映遅景而更耀。蘭牙蕙態。迎淑気而忽耀」 〔唐太宗‐春日宴羣臣詩〕

しゅく‐き【淑気】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「淑気」の読み・字形・画数・意味

【淑気】しゆくき

春の和気。唐・杜審言〔晋陵陸丞の早春遊望に和す〕詩 淑氣、鳥を催し 光、(りよくひん)(緑の浮草)を轉ず

字通「淑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android