精選版 日本国語大辞典 「淡水河」の意味・読み・例文・類語 たんすい‐が【淡水河】 台湾の北部を貫流する川の名。雪山北斜面に発して北流し、台北市を流れて淡水市で台湾海峡に注ぐ。全長一四四キロメートル。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「淡水河」の意味・わかりやすい解説 淡水河たんすいが / タンショイホー 台湾北部を流れる川。大霸尖(だいはせん)山に源を発し、大渓(たいけい)を経て台北盆地に入り、台北付近で新店渓(しんてんけい)、キールン河と合流し、淡水で台湾海峡に注ぐ。全長144キロメートル。かつては台北付近まで1000トン級の船舶の航行が可能であったが、現在は土泥砂の堆積(たいせき)により水運にはほとんど役だっていない。上流に石門ダムがあり、発電、灌漑(かんがい)などに利用されている。[劉 進 慶] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「淡水河」の意味・わかりやすい解説 淡水河【たんすいが】 台湾北部の川。全長144km。台湾第2の高峰雪山の北に発源し,北流して台北盆地に入って新店渓と基隆河を合わせ,淡水で台湾海峡に注ぐ。現在,河道が浅く航運に利用されなくなったが,台湾北部の開拓初期には,ジャンクによる中国本土との交易が盛んで,河口の淡水は天然の良港として栄え,万華,新荘,板橋,大渓など河岸集落も繁栄した。上流には石門ダムがある。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報