みやま‐しぐれ【深山時雨】
- 〘 名詞 〙 スイカズラ科の落葉低木。本州の近畿以北の深山に生える。高さ約一メートル。茎の下部は長く地をはう。葉は柄をもち対生し、葉身は長楕円形または長卵形で縁に鋸歯(きょし)がある。夏、短枝の先の散房花序に先の五裂した淡紅紫色の壺形花が咲く。果実は広卵形で赤色。和名は「みやましぶれ」が転じたという。
- [初出の実例]「宗旦が末の弟子とも成たれば〈一瓢〉 深山しぐれのうれぬ日もなし〈一茶〉」(出典:俳諧・物見塚記(1811))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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深山時雨 (ミヤマシグレ)
学名:Viburnum urceolatum
植物。スイカズラ科の落葉低木
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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