デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「添野覚平」の解説 添野覚平 そえの-かくべい 1827-1891 江戸後期-明治時代の殖産家。文政10年生まれ。下野(しもつけ)延島村(栃木県小山市)の名主。農業,酒造業をいとなみ,維新後栃木県の勧業委員,農地委員,絹村長を歴任。その間,荒地の開墾,鬼怒(きぬ)川の堤防の改修などにつとめる。養蚕業の振興にもつくし,結城紬(ゆうきつむぎ)の主産地に発展させた。明治24年死去。65歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例