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湖盆 こぼんlake basin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

湖盆
こぼん
lake basin

湖沼の中で水をたたえている部分。生成の原因によりその形はさまざまである。成因としては次の8つに大別できる。 (1) 火山作用によるもの。その多くは深く,形は単純 (例:十和田湖田沢湖) 。 (2) 断層運動によるもの。深いはこれに属するものが多い (例:バイカル湖諏訪湖) 。 (3) 造陸運動によりかつての海が湖水化したもの (例:カスピ海) 。 (4) 氷河作用によるもの。形は複雑なものが多い (例:レマン湖,コモ湖) 。 (5) 河食作用によるもの。河道に沿った小さな沼状のもの (例:手賀沼) 。 (6) 風食作用によるもの (例:南アフリカのパン) 。 (7) 溶食作用によるもの。石灰が溶けてそのくぼみにできたもの (例:ハンガリーのベーレン湖) 。 (8) 地すべりによるもの (例:震生湖) 。湖盆の大きさを示すには普通,最大深度,平均深度,容積,表面積などの数字が使用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の湖盆の言及

【湖沼】より

…(8)風食作用によるもの 南アフリカのトランスバール地方で,乾燥しているため,地表が風で削られた凹地に水のたまった湖で,パンpanと呼ばれているものなどがある。
[湖盆形態]
 湖盆の形態は成因,湖沼の発達の程度によってひじょうに異なる。湖盆の形態は湖沼図(湖盆図)によって示され,表面積,最大深度,湖水の容量などがそれによって求められる。…

【盆地】より

…周囲の山地から流下する河川は,山麓(盆地縁辺)に扇状地を形成し盆地内で合流する。ときには,盆地中央部に湖沼が形成される(湖盆lake basin)が,日本などの湿潤地域では,周囲の山地中の最低所から排水され,外洋への出口をもっている。しかし,大陸内部の乾燥地帯では,水分の蒸発が激しいため,中央部に塩湖を有する外洋への出口をもたない内陸盆地が数多くみられる。…

※「湖盆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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