湯ノ丸山(読み)ゆのまるやま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「湯ノ丸山」の意味・わかりやすい解説

湯ノ丸山
ゆのまるやま

群馬・長野県境にある鐘状火山(しょうじょうかざん)。浅間火山群(あさまかざんぐん)の一つで標高2101メートル。東斜面のレンゲツツジの大群落はみごとで、湯ノ丸牧場では夏を中心に乳牛・牛・馬の放牧風景がみられ、冬はスキーが盛んである。東麓(とうろく)の地蔵峠(じぞうとうげ)(1733メートル)は南側の新張(みはり)と北側の旧鹿沢(かざわ)間の要所で、距離1町(約110メートル)ごとに建てられた石の地蔵がある。

[村木定雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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