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湯ノ児[温泉] ゆのこ

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆのこ【湯ノ児[温泉]】

熊本県水俣市北部,八代海リアス海岸に臨む温泉。景行天皇が九州平定の折,海岸に自然湧出していたぬるい湯を発見し,〈これはまだ湯の児だ〉といったのがそのおこりと伝えられている。大正の末までは海岸や海中に湯がわき出ていたが,昭和初期に温泉の試掘に成功し,水俣からの海岸沿いの道路が開けてから温泉街に発展した。熱源としては新第三紀の古期琉球火山帯マグマの活動と関係があるとみられ,これが深層地下水を加熱し,古生層の石灰岩割れ目などから湧出していると思われる。

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