百科事典マイペディア 「湯峰[温泉]」の意味・わかりやすい解説 湯峰[温泉]【ゆのみね】 和歌山県本宮町(現・田辺市)にある国民保養温泉。硫黄泉。93℃。成務天皇の代の発見とされ,《中右記》などにみえている。江戸時代には湯坪が4ヵ所であった。湯峰川の渓谷にわき,熊野街道の中辺路に沿う。熊野本宮大社に近く,古くから熊野詣の休息地として開けた。新宮市からバス。→関連項目田辺[市]|本宮[町] 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報