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成務天皇 せいむてんのう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

成務天皇
せいむてんのう

第 13代に数えられる天皇。名はワカタラシヒコノミコト。景行天皇の第4皇子,母は皇后ヤサカノイリヒメノミコト。近江志賀高穴穂宮に都した。武内宿禰を大臣とし,国郡県邑を分ち定め,国造,県主などをおいたと伝えられる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

せいむ‐てんのう〔‐テンワウ〕【成務天皇】

記紀で、第13代天皇。景行天皇の第4皇子。名は稚足彦(わかたらしひこ)。国・郡(こおり)・県(あがた)・邑(むら)を定め、国造(くにのみやつこ)県主(あがたぬし)稲置(いなき)などを置いたと伝えられる。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

成務天皇 せいむてんのう

記・紀系譜による第13代天皇。
父は景行天皇。母は八坂入姫命(やさかのいりびめのみこと)。「日本書紀」によると,同日生まれの武内宿禰(たけしうちのすくね)を大臣とし,国郡(くにこおり)に造長(みやつこおさ),県邑(あがたむら)に稲置(いなき)をおき,邑里(むら)をさだめたとつたえる。成務天皇60年6月11日死去。107歳。墓所は狭城盾列池後陵(さきのたたなみのいけじりのみささぎ)(奈良市)。別名は稚足彦天皇(わかたらしひこのすめらみこと)。

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朝日日本歴史人物事典の解説

成務天皇

『古事記』『日本書紀』に第13代と伝えられる天皇。景行天皇と八坂入姫命の第1子。また第4子とも伝えられ,名を稚足彦という。景行天皇の皇太子となり,即位後,同日生まれの武内宿禰を重用し,景行朝の諸国平定を受け継いで国と国,県と県の境を定めて,その長を置いたという。『古事記』によれば,近江の志賀(大津市)に高穴穂宮を営んだとするが,その実在性には疑問があり,系譜上に創作された天皇である可能性が高い。

(大平聡)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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大辞林 第三版の解説

せいむてんのう【成務天皇】

記紀所伝の第一三代天皇稚足彦尊わかたらしひこのみことの漢風諡号しごう。景行天皇の第四皇子。記紀の構想では、景行天皇および日本武尊やまとたけるのみことによる国内統一をうけて、行政区画を定め、国造くにのみやつこを任命するなど国家の体制を整備する任務をになう。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

成務天皇
せいむてんのう

生没年不詳。記紀によれば第13代の天皇。4世紀中ごろの在位となるが明らかでない。稚足彦(わかたらしひこ)天皇ともいう。景行(けいこう)天皇の第4子。母は八坂入媛(やさかいりひめ)。近江(おうみ)の志賀高穴穂(しがたかあなほ)宮(大津市)に都した。穂積(ほづみ)氏らの祖、建忍山垂根(たけおしやまたりね)の女(むすめ)、弟財郎女(おとたからのいらつめ)を妃とする。武内宿禰(たけしうちのすくね)を大臣(おおおみ)とし、国々の境や道路に従って国、県(あがた)、邑里(むら)を分かち定め、国造(くにのみやつこ)、県主(あがたぬし)、稲置(いなぎ)を置いたと伝えられる。『日本書紀』には治世60年、107歳で没したとあるが、『古事記』では95歳とある。大和(やまと)の狭城盾列(さきのたたなみ)陵(奈良市山陵(みささぎ)町)に葬る。[志田諄一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の成務天皇の言及

【景行天皇】より

…記紀ともに征討による王権の版図拡大という枠組みにしたがっているが,《古事記》は《日本書紀》にはない王権を代表する父天皇と英雄的個性としての皇子との対立を主題化しており,日本武尊を主人公とする一編の悲劇的物語を構成している。なお景行の〈大足彦〉に対し,13代成務天皇は〈稚足彦(わかたらしひこ)〉,14代仲哀天皇は〈足仲彦(たらしなかつひこ)〉を名乗る。〈たらし〉は充足するという意味の嘉名で,この3代の天皇はそれぞれ分身的関係にあり,あるいは1人の〈足彦〉を系譜的,説話的に分割・延長したものともみなされる。…

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