デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源仁」の解説 源仁 げんにん 818-887 平安時代前期の僧。弘仁(こうにん)9年生まれ。真言宗。元興(がんごう)寺の護命(ごみょう)に法相(ほっそう)を,東寺の実恵(じちえ)に真言をまなぶ。また真雅(しんが),宗叡(しゅうえい)に師事して灌頂(かんじょう)をうけ,内供奉(ないぐぶ)十禅師,東寺二長者となる。南池院を建立し,成願寺と称した。弟子に益信(やくしん),聖宝(しょうぼう)。仁和(にんな)3年11月22日死去。70歳。通称は池上僧都(いけがみのそうず)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例