源国明(読み)みなもとの くにあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源国明」の解説

源国明 みなもとの-くにあき

1064-1105 平安時代後期の官吏
康平7年生まれ。若狭守(わかさのかみ)藤原師基の子。源俊明(としあきら)の養子白河上皇院別当をつとめた近臣で,備前(びぜん),伊予(いよ)などの国守歴任。正四位上にすすみ,内蔵頭(くらのかみ)となった。長治(ちょうじ)2年4月17日死去。42歳。

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朝日日本歴史人物事典 「源国明」の解説

源国明

没年:長治2.4.17(1105.6.1)
生年:康平7(1064)
平安後期の貴族。若狭守藤原師基と備前守源定良の娘の子。大納言源俊明 の養子となり,源姓を名乗る。白河院庁執行別当。院の近臣受領として,越後,備前,伊予などの国司を歴任した。極官は内蔵頭であった。

(上杉和彦)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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