溶脱帯(読み)ようだつたい

最新 地学事典 「溶脱帯」の解説

ようだつたい
溶脱帯

leached zone

(1)鉱床地帯において,天水などの作用によって溶けやすい鉱物が選択的に除去された範囲をいう。酸化帯の「焼け」の真下ではときに金銀などが残留するが,他の可溶性硫酸塩をつくる金属は多く溶脱され,褐鉄鉱が残留する。溶脱帯の下には酸化鉱または硫化鉱富化帯がみられる。
(2)岩石などが変質作用を受けた場合に,溶けやすい成分が溶脱された部分。
(3)土壌学では土壌断面の最上部層(A層)をいい,アルカリの溶脱が著しい部分。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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