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点描主義 テンビョウシュギ

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デジタル大辞泉の解説

てんびょう‐しゅぎ〔テンベウ‐〕【点描主義】

新印象主義

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百科事典マイペディアの解説

点描主義【てんびょうしゅぎ】

点あるいはそれに近い短いタッチで描く絵画の技法。フランス語pointillismeの訳。新印象主義の画家たちは,絵具をパレット上で混ぜず,じかにカンバスにおき,視覚による混合をねらったので,新印象主義の別称としても用いられる。
→関連項目ライリー

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世界大百科事典 第2版の解説

てんびょうしゅぎ【点描主義 pointillisme[フランス]】

ポアンティイスムという。新印象主義を基礎づけるディビジヨニスムの主要な技法。1886年,フェネオンFélix Fénéonによってこのように名付けられた。純色の小斑点を画面に並置することで,それらが網膜上で混合され(視覚混合),別の色彩のかげりを帯びつつより輝きを増すことを目的とする。たとえば,青と黄の並置された無数の小斑点からなる集団は,適当な距離をとって見るとき,緑のかげりを帯びながら振動しているように見え,青と黄のどちらからもえられない輝きをうる。

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大辞林 第三版の解説

てんびょうしゅぎ【点描主義】

出典|三省堂
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世界大百科事典内の点描主義の言及

【新印象主義】より

…前者によれば,色彩は網膜上で混合され――たとえば青と黄は網膜上で結びつき,緑として知覚される――,後者によれば,隣接する色彩は影響しあい,とくに補色どうしは互いの輝きを高めあう(これと関連して,ある色彩の周辺部はその補色のかげりを帯びる)。こうして,画面が最高度の輝きを得るために,色彩は当然原色ないし純色に分割されねばならず(ディビジヨニスム),そのもっとも効果的な技法として,純色の小斑点を画面に無数に並べていく点描主義が生みだされた(これによれば,たとえば日のあたる牧草地は,次のような3系統の点描によって複雑に構成される。緑――草の固有色,オレンジおよびオレンジイェロー――日光とその反映,緑黄色――草に吸収された日光,隣接部分の紫の補色)。…

【スーラ】より

…スーラの本質ともいうべき,冷ややかな静けさに満たされたこの作品は,84年,彼自身創立メンバーの一人だったアンデパンダン展(第1回)に出品され,シニャックの共感を得る。以後,二人はともに,純色を点描によって並置することで輝かしい視覚混合を生み出す(点描主義)一方で,画面全体を幾何学的な秩序感覚で統合する,いわゆる新印象主義を基礎づけていく。86年の《グランド・ジャット島の日曜日の午後》はそのみごとな成果であり,そこでは色彩,形態,構図のすべてが稠密に秩序づけられている。…

【ディビジヨニスム】より

…もともとは光は分光色によって構成されているという認識から,パレット上の混色にはよらず,純色の並置によって色彩を再構成し,画面によりいっそうの輝きをもたらそうというものであったが,最終的には画面を輝き,色彩,ハーモニーといった要素に分割し,各要素の恩恵を最大限に引き出すことを目的とした。しばしばこれと混同される点描主義は,シニャックによれば,この方法論の技術的な手段にすぎない。【本江 邦夫】。…

【光】より

…ところが,陽光を構成する光は集まれば白色光になるが,物質である絵具は混ぜるにつれて明るさを失う。そこで案出されたのが,陽光を反射する対象の色彩を混色によらず基本色の並列で示すことにより,明るさを保持しつつ見る者の網膜上に中間色を喚起するというやり方であった(ディビジヨニスム点描主義)。西洋絵画における写実的な光の表現の探求は,ここでその極限に達したといえる。…

※「点描主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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