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無下 ムゲ

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デジタル大辞泉の解説

む‐げ【無下】

[名・形動ナリ]
まちがいなくそれであること。また、そのさま。
「今は―の親ざまにもてなして扱ひ聞こえ給ふ」〈・薄雲〉
まったく問題にもならないこと。また、そのさま。論外。
「―の末に参り給へりし入道の宮に」〈・若菜上〉
まったく劣っていること。どうしようもないこと。また、そのさま。
「自害をもせで、尼公に属してかひなき命生きんと嘆くこそ―なれ」〈古活字本平治・下〉
はなはだしく身分の低いこと。
「―の者は手をすりて拝む」〈宇治拾遺・一一〉

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大辞林 第三版の解説

むげ【無下】

( 名 ・形動ナリ )
〔それより下がない意。多く「むげの」の形で用いられる〕
まさにそれ以外の何物でもない・こと(さま)。まったく。 「今は、-の親ざまにもてなして/源氏 薄雲
程度がひどく劣っていること。ひどいこと。とんでもないこと。また、そのさま。 「 -の事をも仰せらるるものかな/徒然 188」 「故もなく過してんは-の事なるべし/今昔 27
身分のごく低いこと。 「 -の民と争ひて君のほろび給へるためし/増鏡 新島守
悲惨なさま。不運なさま。 「弓矢取る者の矢一つにて死するは-なる事ぞ/義経記 4」 「 -ニコロサレタ/日葡」 → 無下に

出典|三省堂
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