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無下に ムゲニ

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デジタル大辞泉の解説

むげ‐に【無下に】

[副]
冷淡なさま。すげなく。そっけなく。「相手の懇願を無下に拒む」
度外れなさま。むやみに。やたらに。
「たれの子とも知れぬものを、―めでいつくしんで居ったげでござる」〈芥川・奉教人の死〉
まったく。すっかり。
「聞こえさせてもかひなき物ごりにこそ―くづほれにけれ」〈・賢木〉
(打消しの語を伴って)ちっとも。全然。
「顔―知るまじき童(わらは)ひとりばかりぞ、率(ゐ)ておはしける」〈・夕顔〉

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大辞林 第三版の解説

むげに【無下に】

( 副 )
〔形容動詞「無下なり」の連用形から〕
考慮すべき点がないように冷淡に扱うさま。すげなく。むやみに。 「 -断るわけにもいかない」 「三浦の此答を、-浅薄な意見として、斥けるのも気の毒だ/うづまき
ひどく。まったく。 「 -賤しき人品ひとがらなるに/蜃中楼 柳浪
(下に打ち消しの語を伴って)少しも。全然。 「法師の-能なきは、檀那すさまじく思ふべし/徒然 188
[句項目]

出典|三省堂
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