無声(読み)むせい

精選版 日本国語大辞典「無声」の解説

む‐せい【無声】

〘名〙
がないこと。声が聞こえないこと。むしょう。
※俳諧・俳諧歳時記(1803)上「声の蛙 江戸小石川無量山伝通院〈略〉了誉上人聖冏和尚勤学の妨也とて、一山の蛙を封じ籠たまひしより、当山の蛙今に声なしといふ」 〔礼記‐曲礼上〕
② 特に音声学で、声帯振動を伴わないこと。無声音
※国語学概論(1909)〈亀田次郎〉四編「凡て音を有声、無声の二種に分

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デジタル大辞泉「無声」の解説

む‐せい【無声】

音声を出さないこと。また、出ないこと。「無声慟哭どうこく」⇔有声
発音の際、声帯の振動を伴わないこと。⇔有声

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世界大百科事典内の無声の言及

【音声学】より

…(4)声帯を大きく引き離すと呼気はなんら妨げられることもなく声門を通って流れ出る。この状態を無声voicelessという。 子音はこの声帯振動の有無(有声か無声か)や先に述べた調音の位置,調音の方法によって規定される。…

※「無声」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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