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無常といふ事 むじょうということ

大辞林 第三版の解説

むじょうということ【無常といふ事】

評論集。小林秀雄著。1946年(昭和21)刊。歴史の公式的解釈を拒否して、直覚的・悟達的な古典論を収める。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

むじょうということ【無常といふ事】

小林秀雄の評論集。1946年創元社刊。〈当麻(たいま)〉〈無常といふ事〉〈徒然草〉〈平家物語〉〈西行〉〈実朝〉の6編を収める。いずれも日本中世文学についての評論で,太平洋戦争下の1942年から43年にかけて発表されたものであるが,戦争との直接のかかわりはない。象徴主義的な手法を駆使して鮮明で堅固なイメージを根底に据えながら,人間の生死と自然とのかかわりや歌人たちの生き方を論じ,個人の存在と歴史・伝統との深いつながりを暗示しているところに特色がある。

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