無極放電(読み)むきょくほうでん(その他表記)electrodeless discharge

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無極放電」の意味・わかりやすい解説

無極放電
むきょくほうでん
electrodeless discharge

電極をもたない放電管の中の気体放電。直流や低周波交流の電圧によって放電させるときは,管内に必ず1対の電極を必要とするが,高周波やマイクロ波ではその電磁場の中に気体を封入したガラス管を置くだけで,電極がなくても放電させることができる。管内に電極がないので気体の純度が保たれ,電離や励起の研究に便利である。また真空容器の外部から高周波のコイルを近づけて,空気の漏れを調べるのに応用される。

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化学辞典 第2版 「無極放電」の解説

無極放電
ムキョクホウデン
electrodeless discharge

低圧ガスを封入したガラス容器の外側のコイルに,高周波電流を通じるときにみられる陽光柱部分のみのような放電をいう.一種の高周波グロー放電である.ガスの純度が保たれ,スペクトル線の観察から励起などの研究が行われている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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