焦電効果(読み)ショウデンコウカ(その他表記)pyroelectric effect

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「焦電効果」の意味・わかりやすい解説

焦電効果
しょうでんこうか
pyroelectric effect

電気石,酒石酸などの強誘電体の結晶体の一部を加熱した際に,表面に誘電分極により電荷が現れる現象。温度の上昇によって分極が減少し,それに見合う量の電荷が現れることによって生じる。この効果を利用した赤外線検出器が実用化されているが,材料には,硫酸グリシン (H2NH2COOH)3・H2SO4 (triglycine sulfate略して TGS) ,ニオブ酸ストロンチウム・バリウム (SrxBa1-x)NbO3 などが使用される。

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