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赤外線検出器 せきがいせんけんしゅつき infrared detector

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

赤外線検出器
せきがいせんけんしゅつき
infrared detector

赤外線,すなわち 0.78μm 以上の波長の電磁波を検出して電気信号に変換する素子。動作原理によって熱検出器と量子検出器とに大別される。 (1) 熱検出器 赤外線を金黒あるいは白金黒などを塗布した面に吸収させ,その温度上昇を熱起電力 (利用例:熱電対サーモパイル ) ,電気抵抗の温度変化 (ボロメータ) ,焦電効果 (焦電型検出器) ,気体の膨張による体積増加 (ゴーレイセル) などの現象を利用して電気信号に変換している。

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世界大百科事典 第2版の解説

せきがいせんけんしゅつき【赤外線検出器 infrared detector】

光検出器のうち,780nm~1mmの波長領域に感度をもつ光電検出器をいう。光子エネルギーが小さいため,禁制帯エネルギーギャップ,あるいは不純物イオン化ポテンシャルの小さな半導体を用いた内部光電効果型検出器や,各種の熱効果型検出器が用いられる。前者は高感度であるうえ時間応答性の優れたものが多く,40~50μm以下の波長域で広く実用されるが,液体窒素液体ヘリウム温度に保った冷却型が主流を占める。後者は感度は劣るが常温動作が可能であるうえ,広い波長域にわたって波長選択性がない(分光感度特性がある波長範囲内でほぼ平たん)という特徴がある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の赤外線検出器の言及

【赤外線】より

…可視光の長波長端(波長ほぼ700nm)から電波の短波長端(波長ほぼ1mm)の間の電磁波の総称。光のスペクトルでいうと赤色の部分の外側にあたるのでこの名がある。1800年にイギリスのF.W.ハーシェルが,太陽スペクトルの赤色部分より長波長側に熱効果の大きい部分があることを発見したのが最初である。波長数μm以下を近赤外,波長25μm以上を遠赤外,その間を中間赤外と呼び,また,波長25μm,30μmまたは50μmを境として,それ以上を遠赤外線,以下を近赤外線と総称することもある。…

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