日本歴史地名大系 「然別湖畔温泉」の解説 然別湖畔温泉しかりべつこはんおんせん 北海道:十勝支庁鹿追町然別湖畔温泉[現在地名]河東郡鹿追町字瓜幕然別湖畔鹿追町北東部、然別川上流の然別湖南西岸にある温泉。大雪山国立公園南東部に位置し、現在ホテル二軒が営業する。泉温は摂氏七一度から九〇度。泉質は食塩泉・食塩硫化水素泉。適応症は高血圧・リウマチ・糖尿病・慢性消化器疾患など。大正四年(一九一五)発行の「十勝国拓殖要覧」には「然別温泉」が記されているが、この地での温泉営業は同一二年、清野正次が宿を建てたのが始まりといわれる(鹿追町七〇年史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「然別湖畔温泉」の意味・わかりやすい解説 然別湖畔温泉しかりべつこはんおんせん 北海道中南部,鹿追町にある温泉。泉質は硫黄泉。泉温は 90℃。神経痛などによい。然別湖にのぞんで旅館が建つが,自然環境保護の点から旅館の数が制限され,静かなたたずまいを残している。然別湖観光の基地で,旅館の前から遊覧船が出航する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by