日本歴史地名大系 「鹿追町」の解説 鹿追町しかおいちよう 北海道:十勝支庁鹿追町面積:三九九・六一平方キロ(境界未定)昭和三四年(一九五九)九月河東(かとう)郡鹿追村が町制を施行して成立。十勝支庁管内北西部に位置し、東は同郡上士幌(かみしほろ)町・士幌町・音更(おとふけ)町、西は上川郡新得(しんとく)町、南から西にかけては同郡清水(しみず)町に接する。北部地域は大雪山系南端部にあたり、西部を十勝川支流然別(しかりべつ)川が幌内(ほろない)川・上幌内川・クテクウシ川などの支流を集めて南流し、その流域に平野部が広がる。然別川上流には然別湖があり、北部山岳地域も含めて大雪山国立公園に属する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鹿追町」の意味・わかりやすい解説 鹿追〔町〕しかおい 北海道中部にある町。 1959年町制。町名はアイヌ語クテクウシ (シカを追う) に由来。 1905年開拓が始り,12年以降入植者が増加。南部の洪積台地では,テンサイ,ジャガイモ,豆類などの栽培と酪農が行われる。北部の大雪山国立公園区域には原生林に囲まれた然別 (しかりべつ) 湖と湖畔温泉,十勝平野を展望する扇ヶ原の景勝地や然別峡,菅野温泉の保養地がある。国道 274号線が通る。面積 402.88km2。人口 5266(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by