照葉木(読み)テリハボク

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「照葉木」の意味・読み・例文・類語

てりは‐ぼく【照葉木】

  1. 〘 名詞 〙 オトギリソウ科の常緑高木。沖縄から熱帯アジアおよびポリネシアマダガスカルに生える。高さ二〇メートルに達する。葉は革質で光沢があり柄をもち対生。葉身は長さ一二~二〇センチメートルの楕円形で先は円く、ややへこむ。夏、葉腋から長さ五~一五センチメートルの総状花序を出して、径約二センチメートルで芳香のある白い四弁花を少数つける。果実は径三センチメートルの球形で黄色に熟す。材は建築・器具用。種子から灯用の油をとる。やらぼ。やらぶ。ひいたまな。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「照葉木」の解説

照葉木 (テリハボク)

学名Calophyllum inophyllum
植物。オトギリソウ科の常緑高木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む