照葉木(読み)テリハボク

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「照葉木」の意味・読み・例文・類語

てりは‐ぼく【照葉木】

  1. 〘 名詞 〙 オトギリソウ科の常緑高木。沖縄から熱帯アジアおよびポリネシアマダガスカルに生える。高さ二〇メートルに達する。葉は革質で光沢があり柄をもち対生。葉身は長さ一二~二〇センチメートルの楕円形で先は円く、ややへこむ。夏、葉腋から長さ五~一五センチメートルの総状花序を出して、径約二センチメートルで芳香のある白い四弁花を少数つける。果実は径三センチメートルの球形で黄色に熟す。材は建築・器具用。種子から灯用の油をとる。やらぼ。やらぶ。ひいたまな。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「照葉木」の解説

照葉木 (テリハボク)

学名Calophyllum inophyllum
植物。オトギリソウ科の常緑高木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android