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熱暴走 ねつぼうそう

4件 の用語解説(熱暴走の意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

熱暴走

高温が原因でパソコン誤動作を起こすこと。パソコンでは、CPUなどの部品が動作中に高温を発するため、空冷ファンなどの冷却機構によって熱暴走を防いでいる。夏場にパソコンを使用していると、部品の発熱に冷却効果が対応しきれなくなって熱暴走が起きることがある。

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デジタル大辞泉の解説

ねつ‐ぼうそう【熱暴走】

電子回路や化学反応などにおいて、温度の上昇によって、過大な電流が流れたり、反応が促進されたりすることにより、さらに温度が上昇し、制御できない状態になること。
コンピューターのCPUの過剰な発熱による誤動作。オーバーヒート

出典|小学館
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IT用語がわかる辞典の解説

ねつぼうそう【熱暴走】

CPUなどが高温により故障や誤動作を起こすこと。CPUクーラーを搭載することにより未然に防ぐことができる。

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

熱暴走
ねつぼうそう
thermal runaway

化学反応や電子回路で発生する現象で、不測の発熱がさらなる発熱を招くという悪循環により、温度の制御ができずに、ついには爆発や機器の異常動作や機器の破壊に至る状態をいう。
 半導体素子の場合は、いったん温度が上がると電気抵抗が下がって電流が増大し、その発熱によりさらに温度の上昇を促して、ついには素子を破壊する。とくに、大規模集積回路(LSI)では、高温が誤動作や異常動作の原因になりやすい。半導体は熱に弱く、動作周波数が高い中央処理装置(CPU)や画像用チップでは稼働中の発熱量が大きいので、動作時に決まった使用温度範囲を設けている。そのため、パソコンにおいては内部の熱を上げない回路設計がなされているが、さらにヒートシンク(放熱器)や熱を外部に放出するためのファンなどの冷却機構が取り付けられており、また一定温度に達すると自動的に停止する機能をもたせるなどして熱暴走に対処している。しかし、なんらかの理由で冷却能力が低下したり、外気温が極端に高くなったりした場合に熱暴走が生じる可能性がある。その場合も、ただちにいったん電源を切るなどして温度を下げれば問題なく使い続けられることも多い。[岩田倫典]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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