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燻べる クスベル

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デジタル大辞泉の解説

くす・べる【×燻べる】

[動バ下一][文]くす・ぶ[バ下二]
くすぶらせる。いぶす。「蚊いぶしを―・べる」
《相手に煙たい思いをさせる意から》責めたてる。また、嫉妬(しっと)する。
「世間の人がそしらうが、母ぢゃ人が―・べうが」〈浄・二つ腹帯

ふす・べる【×燻べる】

[動バ下一][文]ふす・ぶ[バ下二]
煙がたくさん出るように燃やす。いぶす。くすべる。「杉の枯れ葉を―・べる」
煙にあててすすで黒くする。いぶしをかける。いぶす。「銀を―・べる」
嫉妬(しっと)する。やきもちをやく。
「本の妻(め)の内侍の―・べ侍りければ」〈後撰・恋五・詞書〉
煙にあてて苦しめる。また、責める。
「面憎(にく)や、帰りなば―・べてやろか」〈浄・信濃源氏〉

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大辞林 第三版の解説

くすべる【燻べる】

( 動下一 ) [文] バ下二 くす・ぶ
煙が多く出るように燃やす。いぶす。くすぶらせる。 「蚊やりを-・べる」
人を責め苦しめる。いじめる。 「世間の人がそしらうが、母者人が-・べうが/浄瑠璃・二つ腹帯」 〔「くすぶる」に対する他動詞〕

ふすべる【燻べる】

( 動下一 ) [文] バ下二 ふす・ぶ
(他動詞)
燃え上がらないで煙が多く出るようにする。 「松葉を-・べる」
煙をあてて黒ずんだ色にする。いぶす。 「革を-・べる」
動物などに煙を当てて嫌がらせる。 「蚊やりを-・べる」 「主の鼻を-・べる時、主嫌がる/狂言・狐塚」
(自動詞)
くすぶる。いぶる。 「夏なれば宿に-・ぶる蚊やり火の/古今 恋一
嫉妬する。すねる。 「思ふ人二人もちて、こなたかなた-・べらるる男/枕草子 157

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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