爆ぜる(読み)ハゼル

デジタル大辞泉 「爆ぜる」の意味・読み・例文・類語

は・ぜる【爆ぜる/×罅ぜる】

[動ザ下一][文]は・ず[ザ下二]草木の実などが熟しきって裂ける。また、割れて飛び散る。はじける。「栗の実がいがから―・ぜる」「たき火が―・ぜる」
[類語]飛び散る跳ねるはじけるほとばしる弾む飛ぶ

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精選版 日本国語大辞典 「爆ぜる」の意味・読み・例文・類語

は・ぜる【爆・罅】

  1. 〘 自動詞 ザ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]は・ず 〘 自動詞 ザ下二段活用 〙
  2. 内部から満ちふくれて裂ける。裂けて開く。割れて飛び散る。はじける。
    1. [初出の実例]「ハダエワ シラハゼニ fajete(ハゼテ)」(出典バレト写本(1591))
  3. はちきれんばかりに一杯になる。満員となる。
    1. [初出の実例]「本場所も、おぬしが出ねばはぜぬは必定」(出典:歌舞伎・有松染相撲浴衣(有馬猫騒動)(1880)六幕)
  4. 肉類が酢につけられたり、熱湯をかけられたりなどして、白くなる。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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