飛散る(読み)トビチル

デジタル大辞泉 「飛散る」の意味・読み・例文・類語

とび‐ち・る【飛(び)散る】

[動ラ五(四)]飛んであちこちへ散る。飛散する。「火花が―・る」
[類語]跳ねるはじけるはぜるほとばしる弾む散る飛ぶ散ずる散らばる散らかる散らかす散らす四散分散拡散散開飛散雲散離散霧散散逸雲散霧消

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飛散る」の意味・読み・例文・類語

とび‐ち・る【飛散】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 とんで散らばる。みだれ散る。飛散する。
    1. [初出の実例]「冬野にはこがら山がらとひちりてまた色々の草のはらかな〈藤原信実〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android