片簡(読み)ヘンカン

精選版 日本国語大辞典 「片簡」の意味・読み・例文・類語

へん‐かん【片簡】

  1. 〘 名詞 〙 書き物の断片。断簡。
    1. [初出の実例]「片簡(ヘンカン)零墨でも誠に古人の手に成ったもの」(出典歴史の話(1894)〈山路愛山〉一)
    2. [その他の文献]〔宣和書譜‐巻一二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「片簡」の読み・字形・画数・意味

【片簡】へんかん

書きものの断片。〔宣和書譜、行書六、舜欽〕尤も行書に工(たく)みに、書の妙品に入ると謂ふ。當時、殘も、天下に傳播す。

字通「片」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む