平安時代の和歌にみえる語で,隔年に休耕させる田畠をさす。完全な未開地である荒野や半永久的な荒廃地である常荒(じょうこう)・河成(かわなり)に対し,年荒(ねんこう)ともよばれた。休耕地はふつう一円地ではなく,耕作中の土地と混在している。休耕中は標(しめ)をおろさず,牛馬放牧のための共同用益地として利用された。田令に規定された易田(えきでん)も類似のもの。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...