20世紀日本人名事典 「牧健二」の解説
牧 健二
マキ ケンジ
大正・昭和期の日本法制史学者 京都大学名誉教授。
- 生年
- 明治25(1892)年11月14日
- 没年
- 平成1(1989)年7月24日
- 出生地
- 京都府天田郡下川口村(現・福知山市)
- 学歴〔年〕
- 京都帝国大学文学部〔大正7年〕・法学部〔大正10年〕卒,京都帝国大学大学院日本法制史修了
- 学位〔年〕
- 法学博士(京都帝大)〔昭和10年〕
- 経歴
- 大正12年京都帝大法学部助教授、2年間ヨーロッパ在外研究ののち、昭和5年教授、16年法学部長、20年依願退官。その後、京都学芸大教授、龍谷大教授を歴任。50年京大名誉教授。著書「日本の原始国家」は邪馬台国九州説の根拠となっている。他に「日本法制史概論」「日本封建制度成立史」「日本固有法の体系」「日本国体の理論」「西洋人の見た日本史」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報