デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牧野忠成」の解説
牧野忠成(1) まきの-ただなり
天正(てんしょう)9年生まれ。牧野康成(やすなり)の長男。父のあと,慶長14年上野(こうずけ)(群馬県)大胡(おおご)藩主となる。越後(えちご)(新潟県)長嶺(ながみね)藩主をへて,元和(げんな)4年越後長岡藩主牧野家初代となる。6年加増されて7万4000石。治世36年,城下をととのえ,新田開発をすすめるなど藩の基礎をきずいた。承応(じょうおう)3年12月16日死去。74歳。通称は新次郎。駿河守(するがのかみ)。