牧野法(読み)ぼくやほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「牧野法」の意味・わかりやすい解説

牧野法
ぼくやほう

昭和 25年法律 194号。地方公共団体の行う牧野管理を適正にし,そのほか牧野の荒廃を防止するために必要な措置を講じて,国土の保全と牧野利用の高度化をはかることを目的とする法律。牧野は原則として地方公共団体の定める牧野管理規程に従って利用され,その荒廃を防ぐために,知事が保護牧野を指定し,その改良または保全に指示を与える (9~17条) 。

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百科事典マイペディア 「牧野法」の意味・わかりやすい解説

牧野法【ぼくやほう】

地方公共団体が行う牧野の管理につき国土保全と牧野の高度利用の立場から必要な措置を定めた法律(1950年)。これにより都道府県は牧野の改良・保全の指示をし,国はそれに対し資金融通を行う。

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