物外(読み)ブツガイ

精選版 日本国語大辞典 「物外」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐がい‥グヮイ【物外】

  1. 〘 名詞 〙 物質界のほか。形ある物以外の世界。世事を離れた所。俗世間の外。
    1. [初出の実例]「物外囂塵遠、山中幽隠親」(出典:懐風藻(751)奉和藤太政佳野之作〈葛井広成〉)
    2. 「瓢然と物外に逍遙せし風流好事の士と」(出典:今昔較(1874)〈岡三慶〉下)
    3. [その他の文献]〔宋之問‐陸渾山荘詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む