拳骨(読み)げんこつ

精選版 日本国語大辞典の解説

げん‐こつ【拳骨】

〘名〙
① 五本の指をきつく握りしめた手。にぎりこぶし。げんこ。
※今弁慶(1891)〈江見水蔭〉一「汝等が頭脳へ鉄拳(ゲンコツ)一つづつ遣(つかは)すべし」
② 金のかからないことや金のないことをいう俗語。
③ 明治の中頃、大阪を中心に現われた、豆、菓子に辻占をつけて行商した者。
※風俗画報‐七九号(1894)人事門「我大阪に『拳骨(げんこつ)』なる行商人の現れしは、去る明治二十四年の初夏南地遊廓に来りしを以て始とし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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