旺文社世界史事典 三訂版 「王 羲之」の解説
王 羲之
おうぎし
東晋 (とうしん) の書家
字 (あざな) は逸少 (いつしよう) 。右軍将軍・会稽 (かいけい) 内史となったが,官をやめ会稽で悠々自適。古今第一の書家といわれ,楷書・行書 (ぎようしよ) ・草書の三体を初めて芸術的に完成し,“書聖”と称された。代表作は『楽毅論 (がつきろん) 』『蘭亭序 (らんていじよ) 』『十七帖』『喪乱帖』『孔侍中帖』など。
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