王化(読み)オウカ

デジタル大辞泉 「王化」の意味・読み・例文・類語

おう‐か〔ワウクワ〕【王化】

王者仁徳により万民を感化し世の中をよくすること。君主徳化おうけ
「万民を―に浴させたい」〈藤村夜明け前

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精選版 日本国語大辞典 「王化」の意味・読み・例文・類語

おう‐かワウクヮ【王化】

  1. 〘 名詞 〙 君主の徳によって世の中をよくすること。君主の政治が行き渡ること。また、君主の政治。おうけ。
    1. [初出の実例]「邦家の経緯、王化の鴻基なり」(出典:古事記(712)序)
    2. 「昔より今に至るまで、源平両氏朝家に召しつかはれて王化(わうクヮ)にしたがはず」(出典平家物語(13C前)一)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐張伝〕

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普及版 字通 「王化」の読み・字形・画数・意味

【王化】おうか(わうくわ)

王の徳化。〔詩、大序南・召南は、正始、王の基なり。

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