徳化(読み)トッカ

デジタル大辞泉 「徳化」の意味・読み・例文・類語

とっ‐か〔トククワ〕【徳化】

[名](スル)徳によって感化すること。また、徳に感化されること。「民衆徳化する」
[類語]教化感化醇化文教助言教示訓示アドバイスコンサルティングカウンセリング指導導き教え手引き指南教授教育訓育教導補導ほどう善導誘掖ゆうえき鞭撻べんたつ手ほどき教習コーチ伝授する講義する講ずる仕込むたたき込む育てる導く仕付ける教鞭を執る薫育教学育英教えるガイダンス手を取る示教指教徳育知育体育矯正薫陶入れ知恵洗脳啓発啓蒙

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精選版 日本国語大辞典 「徳化」の意味・読み・例文・類語

とっ‐かトククヮ【徳化】

  1. 〘 名詞 〙 徳によって教化すること。また、徳によって教化されること。
    1. [初出の実例]「誠是、明知艱難之亡身、然猶、忘命徳化之遠及者也」(出典:性霊集‐五(835頃)為大使与福州観察使書)
    2. 「秋の坊は金城に名高き風流徳化(トクク)の大隠者也」(出典:俳諧・俳諧世説(1785)三)
    3. [その他の文献]〔漢書‐宣帝紀〕

とっ‐けトク‥【徳化】

  1. 〘 名詞 〙 僧侶などがその高徳をもって人を感化し、仏道に導き入れること。
    1. [初出の実例]「其後に雲居禅師の徳化に依て、七堂甍改りて」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)瑞巖寺)

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普及版 字通 「徳化」の読み・字形・画数・意味

【徳化】とくか(くわ)

徳行を以て感化する。〔韓非子、難一〕は其れ信に仁なるか。乃ち躬してに處(を)り、民之れに從ふ。故に曰く、人のなるかと。

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