現地法人(読み)ゲンチホウジン

デジタル大辞泉 「現地法人」の意味・読み・例文・類語

げんち‐ほうじん〔‐ハフジン〕【現地法人】

企業海外に進出する際、現地法律に基づいて設立される法人。現地の会社資本参加する場合にもいう。

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精選版 日本国語大辞典 「現地法人」の意味・読み・例文・類語

げんち‐ほうじん‥ハフジン【現地法人】

  1. 〘 名詞 〙 外国の法律に基づいて海外に設立された外国籍の会社法人のうち、一般に日本資本で成り立っているもの。合弁会社を含めていう場合もある。
    1. [初出の実例]「いよいよ現地法人設立、営業活動開始という段になって」(出典:新西洋事情(1975)〈深田祐介〉東の秘書と西の秘書と)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「現地法人」の意味・わかりやすい解説

現地法人
げんちほうじん

現地における法人化された子会社のこと。企業は駐在員事務所のレベルから現地で法人化を図り,現地の活動を拡大していく。法人化には 100%出資による完全所有,現地企業との 50:50の合弁化,あるいはマイノリティ出資の法人化がある。法人化することで,現地子会社はさまざまな保護・優遇を現地政府から受けることができる。たとえば,ある程度の出資をすれば数年間の法人税免除が受けられたり,あるいは利益に関して法人税が免除される。このような税制などによる優遇策によって,グローバル企業は現地の活動を根付かせていく。

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