ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「琴浦町」の意味・わかりやすい解説 琴浦〔町〕ことうら 鳥取県中部,大山 (だいせん) の北東斜面から日本海岸にかけて広がる町。 2004年9月東伯町と赤碕町が合併し成立。大山から北東流する加勢蛇 (かせいち) 川をはじめ勝田川,黒川の流域を占め,中心集落の八橋は江戸時代の城下町,赤碕は宿場町で,史跡,遺構などが多く残っている。二十世紀梨,大山芝を産し,養鶏,養豚の大規模経営など先進的農業地域。食品工業もある。東西に延びる海岸線は漁業資源に富み,赤碕港は古くからの漁港として繁栄。春日神社の伯耆の大シイは天然記念物。南部の大山山腹には大山滝や名和長年の挙兵で知られる船上山があり,付近の船上山行宮跡 (史跡) ,千丈滝などの景勝地を含む一帯は大山隠岐国立公園に属する。海岸部を JR山陰本線,国道9号線が通る。面積 139.97km2。人口 1万6365(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「琴浦町」の解説 琴浦町ことうらちよう 2004年9月1日:東伯郡東伯町・赤碕町が合併⇒【東伯町】鳥取県:東伯郡⇒【赤碕町】鳥取県:東伯郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by