デジタル大辞泉
「生成り」の意味・読み・例文・類語
き‐なり【生成り/生▽形】
1 糸や布地の漂白していないもの。また、その色。→生成り色
2 生地のままで、飾り気のないこと。
「敦樸は厚淳朴なるぞ。其まま―なを云ふぞ、飾らぬぞ」〈蒙求抄・二〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
き‐なり【生成・生形】
- 〘 名詞 〙
- ① ( 形動 ) 生地のまま、飾りけのないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「敦樸は厚淳朴なるそ。其ままきなりなを云ぞ、かざらぬぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)二)
- ② 生のままで、染めたりさらしたりしない糸や布地。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
生成り
きなり
ecru/'ecru(仏)
染色あるいは漂白される前の,天然繊維の色。未ざらしの麻の色で,ベージュ,オフホワイト,明るい黄褐色などがある。素朴な感じに人気がある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 