生立八幡宮(読み)おいたつはちまんぐう

日本歴史地名大系 「生立八幡宮」の解説

生立八幡宮
おいたつはちまんぐう

[現在地名]犀川町木山

いま川に喜多良きたら川が合流する地の西岸に位置する。旧郷社。祭神は応神天皇・神功皇后・比売大神。当社の僧形八幡神坐像(県指定文化財)の応永元年(一三九四)六月の胎内銘文に「豊前国仲津木山郷生立八幡宮」とある。銘文によると当社はもとは城原きばる(現大村の内か)にあって一郡一社の宗廟で、養老七年(七二三)国司が奉安した僧形八幡神坐像があったが、治暦三年(一〇六七)に現在地に移された。その後八幡神像が損傷したため、当地の地頭西郷高頼が応永元年修復したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む