田出井山古墳(読み)たでいやまこふん

国指定史跡ガイドの解説


大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町にある古墳百舌鳥(もず)古墳群の北端にあり、宮内庁が仁徳(にんとく)天皇の第3皇子、反正(はんぜい)天皇陵として治定(じじょう)している。陵名は百舌鳥耳原北陵(もずのみみはらのきたのみささぎ)。前方部を南に向けた全長約148mの前方後円墳で、後円部径は約76m、高さ約14m、前方部の幅約110m、高さ約15mで、墳丘は3段に築かれ、出土した埴輪(はにわ)などから5世紀後半に造られたと考えられる。前方部外周で行われた発掘調査によって、かつては2重の濠があったことが確認されている。仁徳天皇陵(大仙陵古墳)や履中(りちゅう)天皇陵上石津ミサンザイ古墳)に比べると、規模がかなり小さいことから反正天皇陵とすることに疑問の意見もある。南海電鉄高野線堺東駅から徒歩約3分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

今日のキーワード

ソーシャル・ディスタンシング

感染症の予防戦略の一つで、有効な治療薬や予防薬などがない重大な感染症が国や地域に侵入した場合に、人の移動や社会・経済活動に制限を加えて、人同士の接触を減らす取り組みのこと。例えば、学校・保育施設の一時...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

田出井山古墳の関連情報