日本歴史地名大系 「由比若宮」の解説 由比若宮ゆいわかみや 神奈川県:鎌倉市乱橋材木座村由比若宮[現在地名]鎌倉市材木座一丁目旧小町大路(こまちおおじ)沿い、横須賀線際にある。元八幡(もとはちまん)と俗称する鶴岡八幡宮の境外末社。祭神応神天皇。康平六年(一〇六三)八月、源頼義が奥州の安倍貞任を討伐した後、ひそかに山城石清水(いわしみず)八幡宮の分霊を勧請し、由比郷に祀った「下若宮(しものわかみや)」(「吾妻鏡」治承四年一〇月一二日条)が由比若宮であるという。頼義の子義家は永保元年(一〇八一)二月、これに修復を加えている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「由比若宮」の解説 由比若宮 神奈川県鎌倉市にある神社。「ゆいわかみや」と読む。祭神は応神天皇、比売神、神功皇后。1063年、源頼義が京都の石清水八幡宮の祭神を勧進して祀ったのが起源と伝わる。鶴岡八幡宮の起源となった社で、元八幡と呼ばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by