由良守応(読み)ゆら もりまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「由良守応」の解説

由良守応 ゆら-もりまさ

1827-1894 明治時代の実業家
文政10年生まれ。民部省,大蔵省をへて,明治4年から宮内省に勤務し,岩倉使節団に随行して欧米諸国を歴訪。7年乗合馬車業の千里軒おこし,浅草-新橋間に30人乗りの2階建て馬車(オムンボス)をはしらせた。19年大日本発動機を設立。明治27年3月30日死去。68歳。紀伊(きい)日高郡(和歌山県)出身。号は義渓。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android