異端邪説(読み)いたんじゃせつ

精選版 日本国語大辞典 「異端邪説」の意味・読み・例文・類語

いたん‐じゃせつ【異端邪説】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「宋史‐道学・程顥伝」から ) よこしまな教えや説。
    1. [初出の実例]「治教を明かにして所謂異端邪説を除き」(出典:人権新説(1883)〈加藤弘之〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「異端邪説」の解説

異端邪説

よこしまな教えや説。

[使用例] 外国より入って来るものを異端邪説としてかつのように憎み嫌った人のように[島崎藤村夜明け前|1932~35]

[使用例] 朱子学こそ政府の指定する唯一無二教学であって、それ以外は異端邪説として排撃されねばならないという中央命令だから[杉浦明平解体日暮れ|1966]

[解説] 多く、正統から外れている説や教えについていいます。

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