デジタル大辞泉 「痛がる」の意味・読み・例文・類語 いた‐が・る【痛がる】 [動ラ五(四)]1 痛みを態度・表情に表す。「患者が―・る」2 ひどく感心する。ほめる。「しつべき人もまじれれど、これ(=懸ケ歌)をのみ―・り」〈土佐〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「痛がる」の意味・読み・例文・類語 いた‐が・る【痛がる】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 形容詞「いたい」の語幹に接尾語「がる」の付いたもの )① 程度がはなはだしいと思う。ひどく感服する。一説に、恐縮する。よい意味にも悪い意味にも用いる。[初出の実例]「これをのみいたがり、物をのみくひて」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月七日)② 痛いという気持を外に表わす。痛いという様子をする。[初出の実例]「頗令レ動給之時以多加良之女給云々」(出典:左経記‐万寿三年(1026)五月五日)「今や物突迷ひ、頭を痛がり狂ふと」(出典:今昔物語集(1120頃か)二八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例